近年、結婚式や2次会の演出に結婚式や披露宴での生い立ちを紹介するプロフィールムービーや2次会での余興ムービーなど、見かけることも多く、動画による演出は欠かせないものとなりました。そのムービーを作成する時悩むのが、プロに依頼するか自作で作るか、ではないでしょうか。
そこで今回はプロが作るムービー作成サービスと専用ソフトによる自作ではどのようなメリットやデメリットがあるかご紹介いたします。
プロにムービー作成を依頼
低価格でハイクオリティ
プロが作成するハイクオリティのムービーは価格も高そうで、オープニングやプロフィールなど複数用意するとなると結構な出費になると心配かもしれませんが、最近では需要の高さから低価格でハイクオリティのムービーを作成できます。安いもので1本1万以内のものや2万〜3万円ほどが相場で、セット割などお得なプランも用意されていることが多く、思ったほどコストはかかりません。
また、写真がメインとなるため、そこまでこだわりがなければ、低価格でも充分オリジナル性のあるムービーに仕上げられるのも特徴です。ただ、細部にまでこだわりたい場合は、低価格のテンプレートサービスでは構成を崩すような大きな変更ができないためオリジナルムービーを検討するのをおすすめします。
写真と音楽を選ぶだけ
多くのムービー作成サービスでは、プロに依頼するといってもわずらわしい打ち合わせなどに時間をかける心配もありません。メールや電話でやりとりを行い、用意された動画に使用する写真や音楽を選ぶだけで手間を掛けずに完成することができます。
用意されているムービーはテンプレートですが、プロが作成したクオリティの高いものですので品質の心配はありませんし、どんな写真や音楽にも合うように作られているので、完成の高いムービーを期待できます。
結婚式の準備に余裕が出る
結婚が決まってから式まではある程度の期間がありますが、式場選びからゲスト招待など複数の準備に追われているうちにあっという間に結婚式を向かえるなんて人も多いものです。
そのため、ひとつでも負担を軽くするだけで他にこだわりたいことへ力を入れることもでき、じっくりと考える時間を確保することができるのもメリットです。手間を掛けずにプロのクオリティで作成できるムービーサービスであれば安心して依頼できるのではないでしょうか。
専用ソフトを使って自作
専用ソフトが必要
動画編集ソフトはパソコンに予め用意されているため身近に手に入るものではありますが、無料の動画作成ソフトでは結婚式のムービーを作成するには少々心細いところです。とはいえ有料のソフトを使用すればとことん自分のこだわりを表現することができるので、有料ソフトでこだわりのムービーを作成してみるのも選択のひとつかもしれないです。
しかし、それなりの演出を表現できるような動画ソフトとなるとプロに依頼するのと対して変わらないほどの費用が必要となるため、作成に費やす時間を考えたらどっちにすべきか悩むところではないでしょうか。また、結婚式は何度もあるわけではないのでそのために高価なソフトを用意して操作を覚えながら作成することを考えると忙しい時期には結構な時間のロスとなることも考えると悩むところです。
編集技術がないと手間がかかる
映像の作成経験や仕事としてやっている人であれば問題なく作成することはできるでしょうが、結婚式でのプロフィールムービーなどは、ちょっとした動画編集よりも難易度は高いものとなるため初心者がいちから作成するにはハードルが高いものとなります。自分のこだわりをしっかりりとムービーに反映したいならば、オリジナル制作を依頼したほうがそれだけ満足の行くムービーを完成させることができるでしょう。
プロとの技術やセンスの差が出る
自作でのムービー作成は細部までとことん自分の思う通りに作成することはできますが、プロの技術やセンスで作られたムービーに対抗するにはなかなか難しいところです。もちろん自作ならではの味もあるかもしれませんが、ちょっとした催し物レベルとは違い、結婚式となるとそれなりのクオリティも必要となってきますので、初心者が無理をするのはおすすめできないです。
プロに依頼するか自作するかは、結婚式全体でどこにこだわるべきかしっかりと決めて、自身の経験なども踏まえて失敗のないムービー作成をしていただければと思います。
